9月24日(月)、県北生涯学習センターにおいて、つくる④「染織」を講師として
作家 野澤 寿子先生をお迎えして活動しました。
テーマ:フレームを使って織りを体験しよう
○織りについて野澤先生からの説明
○制作の様子
○鑑賞の様子
○最後にみんなで記念写真を撮りました
8月のアート活動は、「みる②」で、茨城県天心記念五浦美術館を会場に、鑑賞活動を行いました。
これまで、「みる」活動として、5月に茨城県陶芸美術館(笠間市)に足をのばし鑑賞活動をしてきました。今回はふたつめの美術館として、茨城県天心記念美術館(北茨城市)を訪問しました。「みる」活動としての特別展は「スズキコージ 大千世界宇宙爆裂展」です。
東京を離れ五浦の地で太平洋を臨みながら、岡倉天心と共に横山大観、下村観山、菱田春草、木村部山の若い俊英が日本画の革新に励んだ地に平成9年に開館した五浦美術館は、日本画を専門とする美術館です。昨年は開館20周年記念展「龍を描く」を通して日本画を鑑賞しました。
1948年静岡県に生まれた絵本画家・スズキコージさんは現在も活躍しているアーティストです。この展覧会では、デビュー作『ゆきむすめ』から『ブラッキンダー』、『ドームがたり』など代表作の絵本原画を中心に、巨大壁画や立体作品を通して、パワーあふれる世界を楽しむことができました。
今回楽しく鑑賞活動をするために、少年団8月活動担当が五浦美術館を訪問し、展覧会学芸員や担当職員の皆様と時間をかけて話し合いをしてきました。
鑑賞テーマは「自分の物語を見つけよう」です。その順番として、まず、3つの展示室を20分で自由にざっと見ることから始めました。
次に、全作品約250点から自分の気になる作品や気に入った作品を1点選びます。
1点を選び出す作業はかなりエネルギーを必要とします。ところがそれほど迷うことなく、子どもたちは自分の物語となる作品を選び出し、じっと作品と向かい合っていました。そして、ワークシートにもくもくと鉛筆で模写を始めていました。
すると何かが見えてきたようです。時々メモをしながら、ひとつひとつ自分で物語をつむいでいるようでした。まるでスズキコージさんとお話をしているかのようです。一般のお客様がいるにもかかわらず、動じることなくすごい集中力で、作品と交流しています。
最後に、「伝える」活動として、それぞれが選んだ作品の前に集まり、互いに物語を交換しました。
担当のスタッフは子どもたちの感じた思いを引き出すように心がけています。双方向でお互いの感じ方を楽しみながら、深めていきます。友達の思いをよくききながら、自分の思いを伝える対話的な鑑賞を楽しむことができました。
とても小さな絵本原画や巨大サイズの壁画と向かい合いながら心と心を交流する活動ができたことに、子どもたちは満足していました。
またひとつ、学校ではできない素晴らしい本物の活動ができたと思います。保護者の皆様も一緒に、教室ではなく、美術館の展示室で本物をじっくりと鑑賞しながら感動体験ができ満足されていました。
たくさんご支援くださいました五浦美術館の皆様に深く感謝申し上げます。
子どもたちは確実に五浦ファンになったのではないかと思います。
「みんなこっちを見て。いっしょに記念写真を撮るよ。はい、1タス1は2―!」
7月のアート活動は、「つくる③」で、テーマは「自分のわくわくを大事にしよう」です。
今回の講師は、昨年に引き続き、2019茨城国体マスコットキャラクター「いばラッキー」の作者、ミウラナオコ先生です。日立市出身で、文化服装学院でデザインを学んだミウラ先生は、卒業後アメリカ・ニューヨークに留学し、国際色豊かな感性を身に付けたイラストレーターです。
日立アートわくわく少年団の子どもたちのために、時間をさいて東京からお越しいただきアートの魅力を伝えてくださいました。台風12号の襲来による影響をとても心配していましたが、実施することができとてもよかったと思います。
まずは昨年同様、準備運動としてグループで制作をしました。顔かたち、目、鼻、口と一つ一つペンでイメージした形を書き込みしては、隣の人に回しながら顔を仕上げます。お母さんやお父さん達も、子どもたちとは別に制作を楽しみました。
楽しくトレーニングすると頭がやわらかくなり、わくわくした心が広がり、発想やひらめきが豊かになります。いよいよ個人制作です。まず、八つ切りの画用紙にコラージュをします。トレー(皿)に入った広告や雑誌などの模様紙を選び、真っ白な紙に場所を考えながら貼り付けます。
途中でミウラ先生から指示があります。
「途中で終わりにしてグループでコラージュした紙を集めてください。1班は2班へ、2班は3班へと隣りのグループに渡し、裏返しにしたコラージュ作品を引いて、その続きを完成してください。」。
自分の手元にどのような作品が届くのか、まさにどきどきわくわくです。いろいろなところから驚きの声が聞こえてきます。「えー、何これ。」「困ったなー。」大いに迷いながらも、子どもたちはどんどん「わくわく」をふくらませていきました。猛暑の夏ということもあり、下地が透き通る色セロファン紙が人気あり、たくさん使われていました。
形や色から、思い浮かぶイメージを切ったり貼ったり、描いたり染めたりと、2作から3作へとどんどんチャレンジしていきます。
特別参加した4歳の子は、面白いようにイメージを広げ形にしていました。数年前に卒団したOGの中学生は、暑さも忘れて、自分のわくわくを作品にしていました。
最後に、完成作品を前の壁に貼りだし、お互いの作品の鑑賞会をしました。
来年9月、全県下で、「いきいき茨城ゆめ国体(第74回国民体育大会)」が開催され、日立市では4種目(体操・卓球・バスケットボール・軟式野球)が池の川さくらアリーナを会場に行われます。
今回、国体キャラクター「いばラッキー」の産みの親であるミウラ先生とわくわくアート活動を楽しむことができました。改めて感謝いたします。
6月17日(日),日立シビックセンター科学館 アトリエにおいて,つくる②「宇宙アニメ」を講師として映像監督 野田 宏一先生をお迎えして活動しました。
テーマ:ぼくのわたしの すてきなミライの日立
〇制作前のガイダンス
<開会式の様子>
<野田先生の挨拶の様子>
〇制作の様子
〇作品発表会の様子
〇最後にみんなで記念写真を撮りました。
5月27日(日),茨城県陶芸美術館において,みる①「フィンランド陶芸」を鑑賞してきました。
テーマ:まねっこデザイナー「〇〇メッコ」
「フィンランド陶芸 芸術家たちのユートピア/マリメッコ・スピリッツ展」
〇活動前に美術館玄関前で記念写真
開会式 ガイダンス 活動の様子
〇今日の活動について,お話を聞きました。
〇みんなでみました。「好き」「面白い」「変」いろいろ感じました。
〇「ひとりでみる うつす」気になった作品を写しました。
〇デザイナーになった気分で,作品をみたことを生かし,マグカップに模様を描きました。
〇新作発表会 「〇〇メッコ」新作発表会。
〇最後にみんなで記念写真を撮りました。
平成25年(2013)に創立された「日立アートわくわく少年団」は、今年6年を迎えることができました。市内小中学校10校から13人の子どもたちがアートを求めて集まりました。
画塾ではなくアート少年団として今年度もわくわく感を大切に、創造する楽しさ,鑑賞する楽しさ,発信する楽しさを感じながら活動をしていきます。
缶バッジの制作
日立アートわくわく少年団のマークと自分のお気に入りのマークをデザインしています。
お気に入りのデザインができたら,機械を使ってバッジ制作です。
最後は,今日参加した皆さんと記念写真を撮りました。